2020/07/06
『りぼら』キャラクター・ロゴ大募集

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各位



3月にJCDAのHPで発表しました「がん患者の就労移行と中小企業の両立支援推進事業」では、就労移行支援の過程で参加するがん患者の方が無償ボランティアとしての作業体験を職場復帰のためのリハビリとして計画しております。このリハビリ・ボランティアを『りぼら』と名づけ、りぼら事業という愛称にしました。
これからがん患者の就労移行支援を皆で育てていきたいという想いから今回、『りぼら』のロゴとキャラクターをがん患者や経験者及び家族・支援したいすべての人から広く募集をすることにします。詳細については添付したポスターをご覧ください。



○「がん患者の就労移行と中小企業の両立支援推進事業」とは


2020年3月、JCDAは
「がん患者の就労移行と中小企業の両立支援推進事業」をスタートしました。
当事業は休眠預金を活用した助成金事業として
日本民間公益活動連携機構(JANPIA)に採択された事業です。


JANPIAとは金融機関の口座で10年以上出し入れがない「休眠預金」を
社会貢献に使うための法律が2018年に施行され、
同法に定める指定活動団体のことで、
社会貢献を行うための「資金分配団体」とし
て公益財団法人日本対がん協会が選ばれ、
がん患者支援などの事業の実行団体の公募が同年1月にありました。
2014年よりがんと治療の両立支援に力を入れてきたJCDAでは
更に支援を加速させるべく、この公募に応募することにしました。


多くの団体からの応募がありましたが、
休眠預金を活用した「がん患者支援の助成事業」採択事業6団体の
1つとしてJCDAが選ばれたという経緯があり、
2023年3月までの3年間を助成金事業の活動期間として活動して参ります。


事業概要としましては、がんの罹患により休職中、
或いは退職した治療段階がひと段落して
就労を考え始めたがん患者に対する復職に向けた就労移行支援となります。


就労や生き方に対する価値観をキャリアカウンセリングにより再構築し、
就労復帰に向けたリワークプログラムでキャリア観の育成と
自身の現在のコンディションを確認した後
企業の業務の一部をボランティアとして体験することを計画しています。
労働としてではなくボランティアで体験する意図は
休職中のがん患者も参加できるという点や
体験の目的があくまで自身のコンディションの確認にあることから
就労復帰に向けたリハビリ行為と考えているためです。
私達はこのボランティアによるリハビリ体験を『りぼら』と呼ぶことにしました。


りぼらを通じて罹患後の心理状態や職務能力を評価します。
この時評価表を発行することにより休職者は職場復帰の際に
自分の体調や能力について会社に説明できるようになり、
復職後病状のことを理解してもらえずに
早期離職に繋がるケースを抑制します。
離職者はハローワーク等で再就職支援を受ける際に
診断前の自分の職務経験以外に
罹患後の自分の能力と体調を説明することができ、
再就職におけるミスマッチを抑制できると考えております。


またりぼら実施は中小企業で行います。
その取り組みにより人手不足の解消や
従業員の新しい働き方(働き方改革)の提案、
両立支援に対する理解と制度整備を進めます。
企業ががん患者の訓練を受け入れることで
現在その企業に勤める従業員も
罹患後の就労継続に安心感が生まれることを期待しています。


この3年間は東京都の限定されたエリアで
自治体や中小企業、医療関係者との協力の下、
キャリアカウンセリングによる
がん患者の就労支援の成功モデルを作ることに注力し、
休眠預金活用事業終了後の3年後より
全国へ水平展開できればと考えております。


いずれは仕事と治療の両立支援の技能講習や
カウンセリングの技能講習に受講した全国の会員の方の
当事業のキャリアカウンセリングや
就労復帰プログラムのファシリテーターなど
実践の場になることを計画していますが
3年間は成功モデルを作ることに注力したい所存です。


コロナ禍の影響により多くの関係者と
対面することが難しい状況ではありますが
制約がある中で新たに生まれた視点などもあり
できることを1つ1つクリアしながら前進してまいります。


JCDA事務局

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