
JCDAはキャリアカウンセリングを通して、人生をよりよく、豊かにしてもらいたい、という思いのもと、設立当初から「キャリアカウンセリング機能を社会システムとして具現化する」ことを目標としています。自己探索ツール『人生すごろく「金の糸」』は、キャリアカウンセリングにおいて重要な「自分を振り返ること」、「経験や思いを言葉にすること」が仲間と一緒に楽しみながらできるように工夫されています。『人生すごろく「金の糸」』の普及を通してこれまでの経験を振り返り、それぞれの生きてきた歩みの素晴らしさに気づき、自分のことも他者のこともいとおしく感じられる、生涯にわたって繋がっている大切なもの(金の糸)に気づく、そんな体験を一人でも多くの方々にしていただきたいという思いがあります。そして、『人生すごろく「金の糸」』の普及がキャリアカウンセリングをより身近に感じてもらい、よりよい豊かな人生につながると考え、金の糸アワードを実施することといたしました。
この賞は、自己探索ツール『人生すごろく「金の糸」』を通して、身近なところからキャリアに触れてもらうきっかけづくりを行っている団体や個人を表彰し、その取り組み内容や活用方法、具体的な効果等を共有・蓄積することにより、『人生すごろく「金の糸」』の利用を促進します。
下記のいずれかにより、応募を受け付けております。
応募期間 | 2023年10月01日(日)〜2024年01月07日(日) |
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賞の構成 | 大賞、優秀賞、審査員特別賞、日本マンパワー賞 |
受賞賞品 |
大賞優秀賞・金の糸すごろく3セット(金のサイコロ、動物コマつき)審査員特別賞・金の糸すごろく1セット(金のサイコロ、動物コマつき)・審査員著書いずれか1冊 日本マンパワー賞・金の糸すごろく1セット(金のサイコロ、動物コマつき)・日本マンパワー様 教材 「図解スキル」「メンタルヘルス・マネジメント(R)検定II種」いずれか1セット(テキストのみ) |
参加賞 |
※賞品は変更することがあります |
応募対象 |
JCDA会員・一般(※人生すごろく「金の糸」経験者)以下のいずれかの「①活動部門」もしくは「②企画部門」とする。①活動部門2023年1月1日~2024年1月6日までに実施した、人生すごろく「金の糸」の活動。一般の方を対象とした活動が望ましいが、会員を対象とした活動も可能とする。 ②企画部門
人生すごろく「金の糸」の普及に繋がる自身で行うプロモーションの企画 |
応募資格 |
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応募点数 | 1団体につき各部門、1回のみ(活動、企画部門 2部門への応募可) |
参加費 | 無料(CDA会員の方には5P付与いたします。※団体応募の場合は代表1名) |
JCDAが設置する審査委員会にて審査し、各賞を決定します。
以下の3つの基準を主として応募団体、個人の取組みを厳正かつ公平に評価し、表彰対象を選定します。
以下の3つの基準を主として応募団体、個人の提案を厳正かつ公平に評価し、表彰対象を選定します。
表彰式 タイトル |
「金の糸アワード」オンラインミーティング~表彰式&記念セミナー~ |
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日時 | 2024年2月25(日) 13:00〜15:00(予定) |
実施方法 | オンライン(Zoom) |
プログラム (予定) |
※本イベントでは、Zoomでのブレイクアウトセッションを予定しています。 |
参加対象 | 人生すごろく「金の糸」に関心のあるすべての方 定員:180名 ※先着順 |
参加条件 |
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参加費 | 無料更新ポイント:5ポイント※CDA会員の方のみ ※全プログラム参加後、アンケートにご回答いただいた方に付与いたします。 |
人生すごろく金の糸が一番人気の
「わいわいジョブらんど」
わいわいジョブらんど実行委員会
(吉田弘美(代表)、河口忠夫、横溝洋一郎、内田由加、津村寛之、宗本恭子、今村美智子)
地域の500人規模の事業所閉鎖に接し、話を聞いてもらえる場として「わいわいジョブランド」を開設。気軽に体験できるものとして「金の糸」を実施。
地域の社会課題に対応しようとする点が高く評価された。1対1のキャリアカウンセリングに敷居の高さを感じる方たちを意識し「金の糸」を活用。日ごろつながれない人たちにつながりをもたらした。今後の発展に期待。
大分市主催
第7回「おおいたNPO博」にて広報活動
JCDA大分地区会
大分市主催の「おおいたNPO博」で一般の来場者に対し「金の糸」をアレンジしたミニカウンセリングを実施。感想を付箋に記した気づきの木を作成。
参加者の感想からは現在の自分を見直すきっかけとなったことが見受けられる。高齢の方の参加が多かったとのことで、地域の人々にとって有意義な場を設けることができたという点が評価された。
大学のキャリアセンターにおける金の糸すごろくの複合的活用
関西学生支援@関西外大
大学内での就職講座やキャリアガイダンス、中学生の職場体験など、さまざまな場面で「金の糸」を活用。導入前には大学職員向けの体験会を実施。
大学での「金の糸」活用方法として、複数の利用シーンで、それぞれに合わせて工夫している点が高く評価された。時間短縮、対多数での工夫、さらに職場理解での利用など、メンバーによる様々なアイデアがみられる。
人生すごろく「金の糸」
三浦裕二
(協力 みやざき若者サポートステーション)
若者サポートステーションで中途採用の就職活動中の若者(20代~30代)の就職支援のための自己理解を促す活動として「金の糸」を実施。
人と話すのが苦手、過去を振り返ることが苦手といった課題を抱える対象者への試みであったことが高く評価された。「伝える力」「聞く力」の養成という点も含め、金の糸の特性が実施目的に沿う形で活用されている。
タイトル | 受賞者 | 取組内容 | 評価 |
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「ありたい自分」研修 | 損害保険ジャパン株式会社 国田 珠実 |
同じ課に40名がいる勤務先で、メンバーの相互理解を図りつつ、MYパーパス検討の一助とするため毎週金曜課内で「金の糸」を実施。部でも活用。 | 大企業の中で、人事担当ではない立場で、自ら社内のコミュニケーションを作り出そうと「金の糸」を用いて活動している点が高く評価された。毎週金曜日に継続的に実施しているのはたいへんパワフルである。 |
KGキャリア |
関西学院大学 キャリアセンター 代表 廣川智三 |
大学内でキャンプを行う中で自己と向き合うプログラムを実施。「自分」「他者」「社会」という3つの視点のうち「自分」のパートで「金の糸」を活用。 | 大学生に対するキャリア支援において、キャンプという非日常的な空間を用意し、「金の糸」などの一連のプログラムを実施するという取り組みのチャレンジ性が高く評価された。学生の運営参加など今後にも期待。 |
「ありたい自分」研修
損害保険ジャパン株式会社 国田 珠実
同じ課に40名がいる勤務先で、メンバーの相互理解を図りつつ、MYパーパス検討の一助とするため毎週金曜課内で「金の糸」を実施。部でも活用。
大企業の中で、人事担当ではない立場で、自ら社内のコミュニケーションを作り出そうと「金の糸」を用いて活動している点が高く評価された。毎週金曜日に継続的に実施しているのはたいへんパワフルである。
KGキャリアキャンプ
関西学院大学キャリアセンター
代表 廣川智三
キャンパス内でキャンプを行い、「自分」「他者」「社会」という3つの視点から自己と向き合うプログラムを実施。このうち「自分」のパートで「金の糸」を活用。
大学生に対するキャリア支援において、キャンプという非日常的な空間を用意し、「金の糸」などの一連のプログラムを実施するという取り組みのチャレンジ性が高く評価された。学生の運営参加など今後にも期待。
第56回日本医学教育学会大会
キャリアカフェ~自分らしさの応援イベント
賀來敦
(飯島研史 (北毛病院)、草柳かほる(帝京平成大学)、木村朱美(株)緑景コンサルタント、里見なつき(東海大学)、原美鈴 (帝京平成大学)、橋本富美子(加古川中央市民病院)、近藤猛(名古屋大学医学部附属病院)、柴田綾子(淀川キリスト教病院)、田中淳一 (東北大学)、蓮沼直子(広島大学))
日本医学教育学会大会にて、医学生・医師のキャリア教育と、キャリア教育者の体験を目標としたイベント「キャリアカフェ」を実施するという企画。
「医師の教育はあくまでも医師のみで担う」との認識がいまだに強いと言われる中において、風穴を開けようとする試みである。昨年の活動部門審査員特別賞受賞時から続く一貫した問題意識と取り組みが高く評価された。
ラジオ番組「人生すごろく金の糸」放送開始
鈴木 尚登
横手コミュニティFM放送にて、「人生すごろく金の糸」のタイトルで番組を月2回放送。アシスタントとの掛け合いを通しリスナーにも振り返りを促す。
マスコミにのせて「金の糸」を実施しようという意気込みと着眼点が高く評価された。「そうきたか」と、意表を突く企画であった。既に企画がスタートしており、金の糸の展開への可能性を感じさせられる。
こらんしょ・人生すごろく金の糸 in 会津
会津大学 小川千里(オリビア)
会津大学生の大学定着と、会津への移住者の定着を目的とし、大学の公開講座を活用して、学生と移住したばかりの社会人を対象に「金の糸」を実施。
学生の定着のみならず、地域の人口減少という社会課題に対し、移住者の定着をも視野に入れ、かつ学生と社会人の交流により学生へのロールモデル提示までを見据えた規格である点が高く評価された。
大学生と働くを考える
~ 金の糸 編 ~
岩井 奈津美
企業が自社のアルバイト学生を対象に、学生の自己理解およびアルバイト同士、社員・アルバイト間の相互理解を目的として「金の糸」を実施する企画。
アルバイト学生という企業にとっての働き手に着目し、職場の活性化のみならず、学生の就活支援の実践企業としての認知も視野に入れている。飲食業界等の人手不足にも結び付けている点が斬新であると高く評価された。
該当無し |
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