よりよい生き方・働き方について、心理学や経営学、哲学などの知見を基にして、仲間とともに考え、自分なりの答えを導きだす

大手前大学は兵庫県西宮市と大阪府大阪市に、それぞれ四季折々の美しい自然の姿をみせる夙川公園と大阪城公園に隣接したキャンパスを有しています。建学の精神は「STUDY FOR LIFE」（生涯にわたる、人生のための学び）で、カトレアの花をモチーフにした校章「OTEMAE FLOWER」には、好奇心、知性、情熱、健康、真善美に対する憧れという意味が込められています。

CDA STUDENT資格に関連する科目の多くが設置されている経営学部は、2023年4月に誕生した学部で、その特徴として次の3点があります。

• 横断して学べる5つの専門分野（経営・会計・マーケティング・データ＆デジタル経営・いきいきキャリア）。
• 企業と共同開発する本気の「産学連携PBL」
• 学生一人ひとりに寄り添う“1on1”の指導

本学は、「一人ひとりの人生のウェルビーイングを、胸を打つ教育を通じて実現する」をビジョンとして掲げ、ダイナミックな環境、多様な学びと交流、1on1のきめ細かい指導を同時に提供することを目指しています。

CDA STUDENT資格担当の坂本理郎教授
（経営学部）

本学経営学部の「いきいきキャリア」分野では、よりよい生き方・働き方について、心理学や経営学、哲学などの知見を基にして、仲間とともに考え、自分なりの答えを（「仮」でいいので）導きだすことを目標としています。

「CDA STUDENT」は、「『ありたい自分』に紐づいた、自律的キャリアの基礎を学んでいることを証明する資格」とされています。「ありたい自分」とは、遠くの未来に掲げられた絵空事ではなく、「いま、ここ」を精一杯に生きる日常の自分に裏打ちされているべきでしょう。また「自律的」であることは、他者との共生や調和と一体であり、決して孤立や独善を意味するものではありません。本学を卒業した学生が「よりよく生き、働く」ためには、これらの点を理解していることが必要です。

「CDA STUDENT」資格は、何らかの実利に直結するものではありませんが、学生が一人の人間としてウェルビーイングを実現できる素養を有していることを証明するものとして広く支持されることを期待しています。