002 「ずっと金の糸」は卒業までずっと一緒!
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卒業で見える風景と次の展開「G_CCI」
こんにちは。金の糸アンバサダーの藤田です。
キャリアコンサルタント養成講座のオンラインクラスのつながりで
「このメンバーで金の糸やりたいな~」の一言で始まったオンライン金の糸の集まりが
9グループになり、そのうち4グループが小学生時代から大学卒業(社会人新人時代)まで
すごろくを上がりきりました。
そこで参加したもらった仲間と「オンラインキャリアらぼ」を立ち上げ、
卒業後も様々なワークショップを開催しています。
最初に「ずっと金の糸」の紹介をします。
1.小学時代から卒業までずっと同じメンバーで過ごすことで同級生のような信頼感が生まれます。
2.オンラインの集まりやすさと予定表アプリの活用で、全員集まる日程を探し、
ゆっくり時間をかけて卒業を目指します。
3.大学前に社会人になった方も楽しめるよう学生と社会人新人の時代も加えて
置いてきぼりは無い様にしています。
4.オンラインでもリアル感が出せるよう、ミュートオフや一つのすごろくシートを
第2カメラで共有するなど工夫しています。
最後に卒業メンバーでゲームを振り返り、見つけた「自分らしさ」つまり「金の糸」を語ってもらい、
明日への一歩に繋いでいただきます。
また卒業後も同じメンバーでグループアプローチの形式のキャリア構築インタビュー(G_CCI)を行うことを始めました。
金の糸との協奏効果で今直面している問題にも、自信をもって向かえればと願っています。
ずっと金の糸で深めた自己理解をさらに進めよう!
毎回開催後にグーグルアンケートで皆さんの意見をお聞きし運営ファシリテータとして参考にしています。
そこからの気づきと伝えたいことをいくつか記します。
1.JCDAで行われている単発の更新講習やピアトレーニングは、
後半に互いの理解が出始め信頼関係が生まれたところで終わってしまう、
といった物足りなさがありました。
その点で「ずっと金の糸」は卒業まで同じメンバーで通すことで「年齢も違うメンバーでその時代を語る事で同じ歳になれたような感覚になるのがやはり面白いなと思います。」との深い信頼関係を示す声を頂きました。
ただ反省点として、かなりの回数(6-8回)を必要とするため、グループによっては最初の頃に話したことを忘れるといった弊害も出てきました。
2.最初のエクササイズで毎回開催者のゴロワーズから少し恥ずかしい小学生の時の思い出を話します。
それによりメンバーが話しやすくなり、これまで話せなかったあるいは忘れようとしていた思い出を話すことでカタルシス効果のようにすっきりした様子が何度もありました。
このことは伝染するかのように、次のメンバーも話すやすい効果もありますが、
逆にどうしても話したくないことのある方が居づらくなり離脱したケースが1件ありました。
ファシリテータとしての今後の課題です。
3.金の糸で様々な記憶がよみがえり、個々のマイクロストーリーに「自分らしさ」は確認できました。
ただそれを貫くマクロストーリーを描くところまではいかずに「楽しかった!今の自分につながる!」でおしまいも多い気がしました。
この物足りなさに対する解決策として、同じメンバーによるキャリア構築インタビューを提案しています。
4.ここではグループ形式で行う「G_CCI(Group approach CCI :グループ形式のキャリア構築インタビュー)」を行っています。
そのプロセス理解のために原書を読む輪読会も開催しています。

