アンバサダー日誌
Ambassador's Diary
教育 2025-07-08

009 美原看護専門学校で金の糸すごろく2024(2)

富士敏宏

すごろくを短時間に分けて、ちょこちょこ続ける

こんにちは。金の糸アンバサダーの富士敏宏です。

2004年4月より美原看護専門学校の1年生、2年生の

授業総計10回「金の糸すごろく」を行いました。

 

今回のすごろくの特徴は

授業内で毎回15分から30分を使い、

少しずつ、でも、継続して行ったことです。

 

授業は90分1コマ。

「金の糸すごろく」に使うのは毎回15分~30分。

なぜ、こういうやり方にしたかというと、

他に授業でやらなきゃいけないことがあるからです。

 

でも、短時間でも毎回継続してやることで

自己理解・他者理解は促進されるだろうとの

目算もありました。

 

今回はスタートからやりましょう。(「小学生編」を中心に)

今回は中学校入学のところからやりましょう…などなど

スタートのマスを決めたり、

時には決めなかったり…。

 

連続でやりますので、あきないように、

同じ話を毎回しても、あるいは変えても良いように

グループのメンバーも変えたり、変えなかったり…。

 

毎回やることで、自分のことを伝えること自体に

抵抗がなくなり、言語化も自然になり、

内省の習慣がつきます。

他の人の話にじっと耳を傾ける姿勢が育ちます。

 

さらに、副産物としておもしろい、と思ったのは

みんなの手際が良くなります。

テキパキとすごろくの準備ができるようになります。

盤面を置き、コマをマスに置き、サイコロをふるまでが速くなり、

みんな、すごろくの「プロ」!?になっていきます。

スキマ時間で自己と他者を深く知る

「金の糸すごろく」は、工夫すれば
まとまった時間が取れない時でも大丈夫。
短い時間で区切って、自己理解や他者理解を
深められるように感じました。

 

・スタートするマスを自由に選ぶことで、
いつの経験に焦点を当てるか決めることができます。

 

・一緒にプレイするグループを変えることで

新たな気づきや発見が生まれます。

マンネリ知らずです。

 

・継続することで、自分のことを話す力や、

相手の話を聴く力が自然と向上します。

自分自身と向き合う「内省の習慣」が身につきます。

 

・回数を重ねるごとに、すごろくの準備もスムーズに、

手際よくできるようになります。

 

「金の糸すごろく」は、スキマ時間!?でも、

とっておきの時間を提供してくれるようです。

※(3)に続きます。