金の糸とは

『人生すごろく「金の糸」~golden thread~』はキャリアカウンセリングにおいて重要な「自分を振り返ること」、「経験や思いを言葉にすること」をゲーム形式で仲間と一緒に楽しみながら出来る自己探索ツールです。どのように開発されたのか、体験された方々の声など、ここでは『人生すごろく「金の糸」~golden thread~』を詳しくご紹介します。

 

私たちは生まれてからこれまで様々な経験をしています。それらひとつひとつの経験にそれぞれその人にとっての意味があり、その経験を物語る中からそれらの経験を繋ぐ、“つながり”が見えてきます。その“つながり”が“自分らしさ”です。”自分らしさ“のつながりは何より価値のある「金の糸」と言えるのではないでしょうか。過去を語ることで見えてくる「金の糸」はこれからの人生をどのようにしていきたいか、将来の方向性も含まれています。『人生すごろく「金の糸」~golden thread~』を通して、生涯にわたって繋がっている“自分らしさ”(金の糸)に気づく体験をたくさんの方にして頂きたいと考えています。

 

(京都産業大学の実践的課題解決型教育(Project Based Learning)の授業において、
JCDAが提示した課題「学生の視点を活かす、キャリアカウンセリング体験プログラム開発」に
取り組んだ学生たちのアイデアから生まれました。)

開発者が語る誕生秘話 掲載記事はこちらから

「人生すごろく『金の糸』~ golden thread ~」は、大学生のアイデアから生まれました。京都産業大学の学生たちが JCDA からの課題に応えてくれたのです。それから約 10 年が経った今、授業を担当した松尾智晶准教授とアイデアを練ってくれた皆さんにオンラインで集まっていただき、座談会形式でお話をうかがいました。
(JCDAジャーナルvol.85「人生すごろく「金の糸」を活かそう(3)」より)