008 美原看護専門学校で金の糸すごろく2024(1)
-685e3f04151ac.jpg)
4月は新入生にとって特別な季節!
こんにちは。金の糸アンバサダーの富士敏宏です。
2004年4月より美原看護専門学校の1年生、2年生の
授業総計10回「金の糸すごろく」を行いました。
その際に感じたこと、学んだことを
自分自身の振り返りのため、
また今後、金の糸導入を考えている皆様のヒントになれば、
と考え、まとめていきたいと思います。
まず、今回、重要だったのは4月に始めたということ。
このスタート時期が大切な要素でした。
1年生にとって4月は特別な季節です。
新しい学生生活の中で、今までとは違う学校に入り、
右も左もわからない緊張感の中で勉強を始めていきます。
看護学校は性別も年齢も出身も様々で、
現役学生、社会人が混ざるため、学歴も多様、
結婚・離婚、子供がいたり、一人暮らしを始めたばかりだったり…。
そんな学生たちを前にして授業を行う私にも特別な思いがあります。
授業は90分1コマ。
その中の15分~30分を使って「金の糸すごろく」を行いました。
目的は自己理解・他者理解。
クラスにいったいどんな級友がいるのか…
「新生活になじんでいく」プロセスもあったかと思います。
オリエンテーションは簡単にしました。
簡単にしたのは、いくら言葉で説明しても、このすごろくの良さ、おもしろさ、意味は
「実際にやってみないとわからない」と思っていたからです。
言語化を通じて自分を知り、他人を知る。
それを「すごろくゲーム」を通じて行う。
…何を言ってるのかわからないですよね。
学生の反応は、オリエンテーション中はほとんどありません。
お互い、隣の人のことを何も知らない、新しいクラスだから、
というのもあるでしょうし…。
そして、金の糸すごろくをやってみました。
初授業での金の糸の感想は?
毎回、授業後にアンケートをとっていますが、
そのアンケートの声から「金の糸すごろく」の第1印象をまとめると…
「すごろく」と聞いて、とてもおもしろそうだと思った。
「すごろく」はもともと好きなので、授業でできると聞いて楽しみだった。
という好印象派と
先生の話を聞いた時には、おもしろくなさそうだった。
というような正直な声がありました。
そうですよね。
私も授業ですごろくをやる、と聞いたら、あれこれ、考えるかもしれません。
まして、初めて一緒になったクラスメートとやるとなると。
そういった第1印象から、この「金の糸すごろく」授業は始まりました。
※(2)に続きます。

