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2022-12-07

Working Cancer Survivor’s Day 2022 ~ウェルビーイング~がんをきっかけに”わたし“を生きるを開催しました

Working Cancer Survivor’s Day 2022

~ウェルビーイング~がんをきっかけに”わたし“を生きる

毎年、11月23日勤労感謝の日に開催している本イベントも今年で4回目。

今回は、二部構成で行いました。

第一部は、ウェルビーイングのエバンジェリスト(伝道師)島田由香さんをお迎えした基調講演と、りぼらプログラム参加者の方々によるトークセッションを、国立がん研究センターセミナールームとウェビナーのハイブリット開催。この2年は、オンライン(Zoomミーティング)のみの開催でしたので、運営スタッフ一同、朝から張り切って会場で準備し、スタート時間を迎えました。

あいにくの雨天にもかかわらず、リアル会場には18名の皆様にお越しいただき、またウェビナーは約140名の皆様にご視聴いただきました。

その後の第二部では、オンラインとリアル会場それぞれに分かれて、グループシェアトーク(少人数での感想共有)を行いました。

オンラインでは、31名の皆様にご参加いただき、3名程度のグループにそれぞれキャリアカウンセラーが加わり、第一部の感想や、自分が考えるウェルビーイングについての語り合いました。

リアル会場では、第一部の登壇者も混ざって、4~5名のグループに分かれて、オンラインと同じく、第一部の感想や、自分が考えるウェルビーイングについて対話しました。

リアルの会場は、イベント終了後もお話しがとまらず、名残惜しそうにそれぞれの思いや経験を伝え合う姿がとても印象的でした。

コロナ禍で、こういったリアルで集まれるイベントが減っていたことで、久しぶりにこのような対話ができた、家族以外の人とリアルで話したのは久しぶり、、、というお話しも聞かれました。

患者当事者や、ご家族、企業の担当者、医療者、キャリアカウンセラー、社会保険労務士・・・など、様々な立場の方がご自身の経験や思いを共有したことで、各自がこれまで思っていた「治療と仕事の両立」や「キャリア」「支援」「働くとは?」「家族とは?」「企業ができることとは?」などなど・・・の枠を広げたり、視点を変えるきっかけになっていたようでした。

来年の11月23日も、「治療と仕事の両立」について、皆で考え、語り合える場をお届けします。