中央大学経済学部教授・阿部正浩先生の新著
『仕事とリスクの経済学―キャリア形成の理想と現実』(慶應義塾大学出版会)が刊行されました。
阿部先生は労働経済学をご専門とされ、雇用や労働市場、働き方、キャリア形成などについて、長年にわたり研究を続けておられます。
本書では、リクルートワークス研究所の調査データをもとに、人生の岐路において人々がどのような選択をし、その選択がその後のキャリアにどのようにつながっているのかを、男女のキャリアをめぐるさまざまなテーマから分析しています。
終身雇用、転職、結婚・出産と仕事など、これまで私たちがどこか「当たり前」と考えてきたキャリアのあり方を、データを通してあらためて捉え直し、変化の大きな時代に「働くこと」「キャリアを形成すること」を長期的な視点から考える一冊です。
阿部先生には、2020年発行の『JCDA Journal No.75』において、当時の大原良夫理事長との対談にもご登場いただきました。
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対談では、産業構造や職業構造の変化を最終的に受け止めるのは一人ひとりの個人であり、キャリアカウンセラーは、その変化にどう対応していくかをともに考え、支援する存在であることについてお話しいただいています。
また、キャリアカウンセラーに対して、社会の変化を踏まえながら「産業構造や職業構造がどのように変わっているのか」「労働者がどのように変わっているのか」を理解したうえで支援してほしいとの期待も寄せていただきました。
それから6年。社会や働き方はさらに大きく変化しています。
相談者一人ひとりの思いや経験に向き合うと同時に、その人を取り巻く社会や労働市場の変化をどのように捉えるのか。今回のご著書は、キャリア支援に携わる私たちにとっても、あらためて考える機会を与えてくれる一冊ではないでしょうか。
JCDAでは今後、阿部先生を講師にお迎えし、本書のテーマを手がかりに、会員の皆さまと一緒にキャリア形成やこれからの働き方について考えるオンラインセミナーも企画しています。
詳細が決まりましたら、あらためてご案内いたします。
ぜひご著書とあわせて、楽しみにお待ちください。
▼書籍情報
『仕事とリスクの経済学―キャリア形成の理想と現実』
著者:阿部 正浩
出版社:慶應義塾大学出版会
定価:3,300円(税込)
ISBN:978-4-7664-3133-9




