キャリアとは、仕事のことだけを指すのではなく、人生そのものを指す言葉です。キャリアカウンセラーとの対話を通して、人生をよりよく、豊かにしていただきたい。そういう思いのもと、私たちJCDA(日本キャリア開発協会)はキャリアカウンセリングの普及に努めています。
JCDAは設立当初から、「キャリアカウンセリング機能を社会システムとして具現化する」というビジョンのもと、キャリアカウンセラー資格であるCDA資格の発行し、現在ではキャリア支援の領域で約2万人の会員を擁する国内最大級のNPO法人となりました。この間、有資格者のスキルアップのための研修の実施、登録試験機関として国家資格キャリアコンサルタント試験の実施、さらに全国9支部30以上の地区においての会員の自主的な活動など、キャリアカウンセリングに関わる事業に取り組んでまいりました。
今、日本社会は政府が主導する「働き方改革」の波を受けて、大きな変革を迎えようとしています。この動きに呼応するように、平成28年4月に職業能力開発促進法が改定され、労働者のキャリア支援に当たって、キャリアコンサルティング、キャリアカウンセリングが重要な役割を果たすことになりました。併せて、同月にスタートした国家資格キャリアコンサルタント制度は、専門家としての職業的地位の確立に大きく寄与するものです。
こうした背景を踏まえ、キャリアコンサルタント登録試験機関および更新講習実施指定機関である日本キャリア開発協会は、国のキャリアコンサルティング施策の一翼を担う社会的存在として責務があります。
本協会は設立の基本理念「キャリアカウンセリング機能を社会システムとして具体化する」をスローガンに活動を重ねて参りました。その目的は「成熟した社会」への発展、維持にあります。そのためには社会と個人を有意義につなぐことができるキャリアカウンセラーの輩出、育成と、キャリアカウンセリングの場の確立そしてキャリアカウンセリングが普及するための社会的仕組みが必要です。
~キャリアカウンセラーがよりよい社会をデザインする~
「キャリアカウンセリングって、なに?」
「JCDAって、何を目指しているNPO法人なの?」
アニメーションと映像で、JCDAの活動をわかりやすく紹介しています。
時間は約6分間です。お気軽にご覧ください!