・学生の就職活動支援未経験者及び経験の浅い方
・新任の大学や専門学校等において就職活動を担当する職員の方

■学生が自分なりの答えを見つけるための支援
初めて学生の就職相談に携わる方は、「学生を正しい方向に導かなければ。」「学生からの質問にこたえられるだろうか。」など、ご自身が学生に何を伝えるか、という視点が気になり、不安に思われるかもしれません。
就職活動では、客観的な「正解」や「答え」が明確にあるものではありません。学生は、一連の就職活動という経験を通して、自分らしさを明確にしながら、自分が希望する業種や職種を探索して選択し、学生から社会へ第一歩を踏み出します。一連の過程で学生自身が自分なりの答えを見つけられるようにすることが大切です。

■学べること
・学生の主体的な職業選択を支援する際の心がけや関わる際のポイント
・支援において重要な視点である心の成長のしくみ
・学生支援において欠かせないエントリーシートの作成支援のポイント

■特長
・ゲーム形式の教材「人生すごろく『金の糸』」(※１)を通して、心の成長のしくみを体感から理解し、学生への関わりのポイントを習得します。
・よくある学生相談のケースを会話記録やロールプレイによって疑似体験し、具体的に学びます。
・ロールプレイは、日頃学生支援を担当するキャリアカウンセラーが学生役を担当します。
※１：「人生すごろく『金の糸』」
就職活動に欠かせない自己理解を目的とし、小学校から大学時代までの経験を語り、振り返ることを通じて自分らしさを言葉にする教材です。ゲーム形式のため、楽しみながら体験することができます。

人生すごろく『金の糸』

・学生の就職活動支援未経験者及び経験の浅い方
・新任の大学や専門学校等において就職活動を担当する職員の方

松永 美佐寿（まつなが　みさえ）
大学を卒業後、家電メーカー人事部にて社員教育を担当。その後大学職員を経て、人材マネジメント専門誌の記者として約1000社を取材するほか、EAPやキャリアに関する単行本の編集を担当。2010年よりキャリアカウンセラーとして開業し、主に大学においてキャリアカウンセリング、就職講座講師、職員研修、Ⅾ＆I推進支援などに従事している。JCDA認定CDA養成講座インストラクター、国家資格キャリアコンサルタント更新技能講習講師、産業カウンセラー、日本心理学会認定心理士、日本キャリアカウンセリング学会会員。

佐々木 由見子（ささき　ゆみこ）
大学卒業後、国内大手空調機メーカー、外資系製薬会社で秘書・管理業務に従事。2004年からCDAとして若年者や職業訓練生への就労支援、キャリアカウンセリングや研修講師を務める。産官学の現場で多様な相談者のキャリア相談を受ける。現在は理系・文系複数の大学のキャリアセンターで相談業務に従事。JCDA認定CDA 養成講座インストラクター、国家資格キャリアコンサルタント更新技能講習講師、日本心理学会認定心理士。
サブ講師を担当。

▼担当講師：松永先生より
学生の進路相談や就職活動の支援は、若者の成長に関われるとてもやりがいのある仕事ですが、同時に大きな責任も伴います。悩む学生にどう応えたらいいのか、どう関わっていけばより良い支援になるのか…。初めてこの職務に携わる方にとっては戸惑いもあるでしょう。講座では、ゲーム教材などを活用した楽しいワークでキャリアカウンセリングの構造を体験していただきます。また、演習を通して学生の相談を聴いたり、支援するための心がけ、ポイントを習得します。相談業務は初めてという方、ぜひご参加ください。

・ゲーム形式の教材「人生すごろく『金の糸』」を通して、心の成長のしくみを体感から理解し、学生への関わりのポイントを習得します。
・よくある学生相談のケースを会話記録やロールプレイによって疑似体験し、具体的に学びます。
・ロールプレイは、日頃学生支援を担当するキャリアカウンセラーが学生役を担当します。

１．オリエンテーション
　　講座のねらい・講師・受講者自己紹介

２．人生すごろく『金の糸』体験と振り返りを通じて、学生の相談を聴き、
支援するための心がけやポイントを学ぶ
　1)人生すごろく『金の糸』体験と振り返り
　2)学生の相談を聴き、支援するための心がけやポイント

３．キャリアカウンセリングとは
　　学生の就職活動を通じた成長・自立を促す支援とは
　　講義・ケース演習

４．エントリーシート作成の支援

５．学生との面談と振り返り（ロールプレイ）
　　学生の相談を聴き、関わる＆振り返り

６．全体振り返り