ケース概念化の視点を習得する
KC14 技能講習(カウンセリング) ⑭

ケース概念化の視点を習得する

受講対象

キャリアコンサルタント・キャリアコンサルティング、キャリアカウンセリングに関連する資格をお持ちの方※

※CDA、キャリアコンサルティング技能士、または、平成28年3月までに、キャリアコンサルタント試験と同等以上のものであって厚生労働大臣が指定する試験
(従前のキャリア・コンサルタント能力評価試験に合格した方及びこれと同等以上の能力を有すると認められる方)

実施形態 通学講座
時間・日数 7時間
定員 10名
受講料 一般35,560(会員25,400円)
内容

※「キャリアカウンセリングとは何か」の改訂に伴い、2022年9月開催講習より、教材を改定しております。

当講習での「概念化」とは、キャリアカウンセラーと相談者のやりとりを 経験代謝の視点で捉えることを指します。
ライブでキャリアカウンセリングを実施し、相談者とキャリアカウンセラーのやりとり について、振り返りを通じて、キャリアカウンセラーとオブザーブそれぞれから 経験代謝の視点で捉えたことを共有していきます。

それぞれのケースを通じて、経験代謝の視点を具体的なやりとりで確認する ことができ、相談者の自己概念の成長を促すために、どう関わればよいか、 というポイントを捉えることを学びます。
また、「概念化」の視点を持つことで、相談者の語りが、経験代謝 サイクルの中でどの段階にいるのか、あるいは、キャリアカウンセリング の中での相談者の変化を経験代謝の視点から捉えやすくなります。

※本講習では、キャリアカウンセリングはキャリアコンサルティングと同等の意味で使用しています。

こんな方にお勧め

■技能講習「入門編」「中級編」を受講した方
■キャリアカウンセリングの技量を更に高めたい方
■自身のキャリアカウンセリングに課題を感じている方
■概念化の力を身に着けたい方

講師紹介

■講師は講座お申込画面でご確認ください。
※各開催地・各日程により異なります。

特長

■10人という少人数制です
■ライブのキャリアカウンセリングを録音し、再生して聴くことにより、丁寧に学ぶことができます
■なんとなく理解するのではなく、具体的なやりとりを理論に当てはめながら、経験代謝の考え方を学びます
■自己概念の成長とはどのようなことなのか、その場でおこる相談者の心やありようの変化を通じて学びます。

受講者の声

■概念化することで自分のことを客観的にみることができ、自己概念に気づくことで
今起きている悩み、困ったことへの見方が変わるのだと学んだ
■カウンセリングにあたって、経験代謝のサイクルに当てはめて進めていくことで、
「経験の再現」「意味の出現」「意味の実現」と経験により相談者の自己概念の成長をサポートできるということに改めてそのシステム・フレームワークの素晴らしさを体感しました。
■相談者の揺らぎに着目することで、内省を促し相談者のあるべき姿に気づくことの重要性を再認識することができた。

更新ポイント 14ポイント (CDA会員のみ対象)

プログラム内容

時間 9:00 (10:00)- 17:00(18:00)
授業内容

1.オリエンテーション
・朝の一言
・研修のねらい

2.ライブキャリアカウンセリングによる演習
(1)キャリアカウンセリング
(2)振り返り:相談者に焦点を当てる
(3)キャリアカウンセリング
(4)振り返り:ケース概念化の視点で振り返り
(5)ディスカッション
(6)全体振り返り

3.振返り
4.習得度確認