日本キャリア開発協会(JCDA)はキャリアカウンセリングを行う実務家のためのCDA資格認定団体です。
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JCDA認定CDAインストラクター養成講座
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JCDA認定CDAインストラクター養成講座

受講対象

CDA会員限定

実施形態 集合研修 1~3日目オンライン(ZOOM)・4~9日目通学(東京:会場未定)
時間・日数 期間:3ヶ月  日数:9日(認定試験を含む)
定員 12名
受講料 198,000円(受験料込み)
主旨

【講座の主旨】
CDAインストラクターは、JCDAにおいて指導者として位置づけられています。キャリアカウンセリングの初学者に対して、キャリアコンサルタント養成講座で扱うキャリアカウンセリング理論や関連知識、また、キャリアカウンセリングの目的やそのための関わりを、受講者が興味を持って、また、考えながら学ぶための心がけや姿勢、技能が必要です。
キャリアカウンセリングについては、受講者が様々な演習の体験を通じて学ぶことから、インストラクター自身が、経験代謝を軸にしたキャリアカウンセリングを体現すると共に、ロールプレイや逐語を見て概念化をする、受講者とのやりとりを通じて、相互に学びを深める場をつくる力が求められます。
初学者にとって、CDAインストラクターは初めて会うCDAかもしれません。キャリアカウンセリングとは何か、自己概念の成長が社会成熟につながることをご自身の実感を伴った経験として伝えていただき、ぜひ養成に関わっていただきたいと考えています。

■「JCDA認定CDAインストラクター」養成コースの開催にあたり現在、JCDAが認定する教育機関は1団体(日本マンパワー)あり、CDA養成カリキュラムを実施しております。
JCDAはCDA養成カリキュラムを管理し、同カリキュラムを運営するインストラクター(JCDA認定CDAインストラクター)の養成を行っています。
当講座では、認定インストラクターの能力要件に基づき、経験代謝をベースとしたキャリアカウンセリングの実践と、CDA養成カリキュラムのガイドラインに沿ったインストラクションを学んで頂きます。
認定インストラクターになるためには、9日間の8日目の午後には、認定試験「キャリアカウンセリング」、9日目は認定試験「実演」を行います。9日間すべてのプログラムに出席することが、認定試験の前提条件になります。

<国家資格とCDA資格認定について>
平成28年度4月より、キャリアコンサルタントを国家資格とする制度がスタートしましたが、CDAという資格名称はもちろん、専門能力の維持・向上に関する現在の制度は継続します。また、経験代謝を軸としたCDA養成カリキュラムもキャリアコンサルタントの国家資格の能力要件に添いながら、継続していきます。

研修概要

【プログラム概要】
■1日目
1.講座の目的
2.JCDAのあゆみからCDAインストラクター像
3.CDAインストラクター能力項目
4.社会成熟とは何か
5.受講者の変化成長を捉える視点
6.フィードバックの視点について

■2日目
7.キャリアカウンセラーの倫理
8.自己概念の成長ワーク

■3日目
9.「自己概念の成長」実演

■4日目
10.キャリアカウンセリングの条件
11.グループファシリテーション(経験代謝エクササイズ)

■5日目
12.「キャリアの理論」発表・実演

■6日目
13.ライブキャリアカウンセリング・概念化演習

■7日目
14.キャリア教育・組織内キャリア形成 プレゼンテーション

■8日目
15.逐語録・概念化演習

「認定試験」キャリアカウンセリング

■9日目
「認定試験」インストラクション・口頭試問

応募者要件

【応募要件】
1.CDA資格者

2.3大能力(概念化・キャリアカウンセリング・自己認識)をベースとして習得されている方を対象としています。
  3大能力は、指導を行う役割を果たす上で、必要な能力です。特に、経験代謝を軸にしたキャリアカウンセリングを学んでいることは、前提となっています。

3.経験代謝を軸とした研修の受講経験
A群・B群(下記参照)記載の研修受講経験が望ましい。
C群に記載の研修受講経験のみの場合は2つ以上受講経験があること。

<A群:3大能力をベースとして構成された研修>
・指導者候補養成講座
・指導者候補養成講座マスター
・JCDA認定スーパーバイザー養成講座
・(自己認識)プレミアムセミナー「生きる真髄【経験代謝】で人生を切り拓く」

<キャリアカウンセリング技能、概念化の技能を習得する研修>
B群:
・技能講習(カウンセリング)③(応用編)クライエント体験によるケース概念化
・技能講習(カウンセリング)⑭(カウンセリング)ケース概念化の視点を習得する

C群:
・技能講習(カウンセリング)①(入門編)キャリアカウンセリングのメカニズムと条件
・技能講習(カウンセリング)②(中級編)キャリアコンサルタントの意図性
・キャリアカウンセリング・トレーニング理論編
・経験代謝ピアトレーニング
・ピアファシリテーター対象研修

4.1対1、またはグループでの経験代謝をベースとしたキャリアカウンセリング経験がある。

5.キャリア形成に関連する集合研修のファシリテーション・インストラクション経験がある。

6.一般企業または人材ビジネス、就職支援機関等で、人材の採用、退職、転職、再就職支援業務など人材異動に関する何らかの経験がある。
または、学校(大学・高校・専門学校等)の進路指導、職業教育の経験がある。

養成講座の申込から 認定までの流れ

<第1ステップ>書類選考
(提出書類)CDAインストラクター養成講座書類選考申込書

<第2ステップ>オーディション
(プレゼンテーションとキャリアカウンセリング実技)
・第1ステップを通過した方を対象に実施
・オーディションはオンライン(ZOOM)。3時間~3時間半くらい

<第3ステップ>CDAインストラクター養成講座受講
・第2ステップを通過した方を対象に、9日間実施

<第4ステップ>最終試験
・インストラクションとロールプレイング実技

<第5ステップ>登録
・養成講座全日程を受講し、かつ8・9日目の認定試験に合格した方は、JCDA認定CDAインストラクターとして登録をすることができます。
1)登録料のお支払
  登録時に登録料1万円(税込)
  登録後3年毎に登録更新料5,000円(税込)のお支払
 (CDAインストラクター資格登録及び更新制度に添って運用します)
2)登録期間の3年間に1回「CDAインストラクターブラッシュアップ研修への参加」
  年1回「経験代謝に関する内容のアップデート」動画視聴等
3)認定教育期間への紹介を行います。
認定教育機関が実施する「キャリアコンサルタント養成講座~CDA資格対応~」の業務契約は登録者と同機関との間で行います。

講師紹介

■大原良夫

**皆さまへメッセージ**
インストラクター養成講座は、今期より大幅にプログラムを改定しました。今回のプログラムでは、経験代謝の実践、グループ運営、インストラクション、ロールプレイング指導などインストラクターとして基本を重点的に学ぶプログラムを用意しました。かつJCDAインストラクターとして立ち位置を確認しながら、本講座参加者の内的成長につながることも期待しています。
「来たれ!CDAの魅力を発信したい方!」ぜひ、一緒に学びましょう。
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日本キャリア開発協会 理事長
日本大学大学院修士課程(心理学専攻)修了
(株)日本マンパワーにて「キャリアカウンセラー養成講座」の開発等に従事
専門分野はキャリア開発、キャリアカウンセリング及び性格心理学
実践家のためのナラティブ/社会構成主義キャリア・カウンセリング(福村出版)共著

■黒木陽子

**皆さまへメッセージ**
JCDA会員の皆さま、こんにちは。
インストラクター養成講座は、新プログラムでの開講となります。
これからキャリアを学ぶ世界に入る方々に対し、共に考え深めていける力を身につける内容です。
講師として、学びの場を創る力、受講者ひとり一人をサポートしグループの成長を支援する力を、実習を通して自分のものにするプログラムです。
自分の内なるものを育みながら、外側につなげる感覚をご一緒に味わいましょう。
皆さまのご参加、お待ちしております。
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企業内での教育・人事関係を11年間担当、その後退職し4年間の精神科・心療内科での心理カウンセラー勤務を経て独立。(有)ライフ・サポートチーム代表取締役社長、人材育成コンサルタントとして行政・企業・教育分野で活動中。また、組織の顧問CDAという働き方を広げるべく全国を飛び回っている。PF、PFAを経て、CDA養成講座講師、JCDA認定スーパーバイザー

更新ポイント 100ポイント (CDA会員のみ対象)
<実施時期について>

■JCDA認定CDAインストラクター養成講座は、年1回開催しております。(東京、または大阪にて開催)状況により開催回数が増減する場合があります。詳しい日程やご案内の準備ができましたら、HPの新着情報及びメール等でご案内させていただきます。