2025年9月7日(日)、市川市文化会館にて、JCDA東関東支部 千葉地区会主催イベント 『ピアファシリテーターの魅力と可能性に迫る』が開催されました。当日は多くの会員が参加し、ピアトレーニングを担当する、JCDA認定のピアファシリテーター(PF)およびピアファシリテーターアドバイザー(PFA)の役割や魅力について理解を深める機会となりました。
ピアトレーニングとは?
「ピア(peer)」には“仲間”“同等”という意味があります。
JCDAでは会員がいつでも、どこでも、何度でも、無料でキャリアカウンセリングを学べる仕組みとして「ピアトレーニング」を提供しています。
ここで大切なのは、PFも一会員であり「講師/インストラクター」ではないこと。場をリードしながらも、主役はあくまで参加者。ピアトレーニングは参加者全員でつくりあげる学びの場です。
ピアトレーニングはJCDAの宝
全国には約100名のPF・PFAが活動しています。
PFはオーディションに合格したCDA会員で、無償のボランティアとして活躍。養成研修やブラッシュアップ研修を通じてスキルを磨き続けています。
ピアトレーニングは歴代のPF・PFAとともに育ててきた、かけがえのない学びの場であり、唯一無二のネットワークです。安心して語れる雰囲気をつくり、気づきを橋渡しし、ともに学び続ける。その中で「CDAでよかった」「キャリアカウンセリングを学んでよかった」と実感していただくことが、私たちの誇りです。
現役PFによるリアルな経験談
今回のイベントでは、4名の現役PFが登壇し、PFAによるファシリテーションでそれぞれの経験を共有しました。
・懐疑的・否定的な参加者がいる場をどう運営するか
・予定調和ではないライブの学びをどう価値に変えるか
・ファシリテーターとして「楽しんでもらう」工夫
・多様なメンバーで学ぶ場ならではの難しさとやりがい
など、リアルなエピソードや思いが語られ、会場全体で学び合いのダイナミズムを共有する時間となりました。
参加者からは「ピアトレーニングの奥深さを実感した」「制度や流れを理解できた」「挑戦してみたくなった」といった声が寄せられました。
まとめ
今回の千葉地区会イベントは、PFやPFAの役割や制度の理解にとどまらず、ピアトレーニングという場が持つ「難しさ」と「やりがい」の両面を体感する場となりました。
JCDAは、会員一人ひとりが安心して学び合えるピアトレーニングを全国で展開しています。キャリアの専門性を高めたい方、仲間とともに成長したい方にとって、大きな一歩になるはずです。
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JCDA公式サイト:「ピアトレーニング」