JTBが企画・運営し、「13歳のハローワーク」公式サイトが協力するキャリア教育プログラム「ジョブtavi」の一環として、福岡県立北九州高等学校の生徒さん12名が、JCDA東京事務所を訪問してくださいました。
当日は、90分にわたって、JCDAの活動やキャリアカウンセリングの意義についてお話しし、体験的な学びの時間を共にしました。
JCDAの取り組みと社会課題を共有
はじめに、JCDA(日本キャリア開発協会)の組織概要や事業内容について紹介しました。
キャリアカウンセリングの普及を通じて、人が「自分らしく生きる」ことを支えるJCDAの活動や、その中で感じている社会課題についてもお伝えしました。
社会課題をテーマにしたグループ討議と発表
その後、生徒の皆さんは2つのグループに分かれ、提示された社会課題についてディスカッションを行いました。
短い時間の中でも、地域の現状をふまえながら、さまざまな角度から課題の解決策を考え、発表までまとめてくださいました。
キャリアの視点からのフィードバック
発表の後には、JCDAスタッフからキャリアの考え方や理論を交えながらコメントを行いました。
課題に向き合う姿勢そのものが「キャリアを考えること」とつながっていること、そして一人ひとりの経験や想いが成長に繋がり、そして社会を変える力になるということを共有しました。
訪問を終えて
生徒の皆さんは、事前に北九州地域の社会課題を調べたり、JCDAの活動についても調べてきてくれていました。
最後には、「キャリアカウンセリングの仕事は、想像していた以上に幅広く、すごい仕事だと感じた」という感想もいただきました。
高校生の皆さんの真剣な姿勢と柔軟な発想に、私たちも改めてキャリア支援の可能性を感じる時間となりました。
これからの学びや進路の中で、今回の体験が一つのきっかけとなり、それぞれの「自分らしいキャリア」を描いていかれることを願っています。




