目次
皆さま、お世話になっております。
JCDAキャリア支援グループです。
CDA(キャリアカウンセラー)が実践の場として活躍している現場について、ご報告をさせていただきます。
本年度も、ライオン企画様よりご依頼をいただきまして、
5月∼7月に開催された大学進学フェアにおいて、
JCDAから選抜させていただいたCDAの皆様に、相談ブースの担当としてご活躍をいただきました。
皆様の所感から、キャリアカウンセラーとして、キャリアを見直しながら、
ご自身のキャリアデザインへ、この経験を活かしていただきたいと希望しています。
以下、活動報告をご覧いただけますと幸いです。
JCDAは今後も、若年者のキャリア形成支援に取り組んでまいります。
大学におけるキャリアカウンセラーの活躍~活動報告~
対象会場:新潟/静岡/浜松/東京/大阪(2026年5月24日~7月12日)
1.来談者数一覧(会場別・学年別)
| 会場 | 高校1年生 | 高校2年生 | 高校3年生 | その他 | 計 |
| 新潟(5/24)
CDA4名 |
12 | 32 | 5 | 3 | 52 |
| 静岡(5/24)
CDA4名 |
10 | 25 | 8 | 3 | 46 |
| 浜松(6/13)
CDA4名 |
15 | 17 | 15 | 0 | 47 |
| 東京(6/21)
CDA4名 |
18 | 24 | 7 | 4 | 53 |
| 大阪(7/12)
CDA4名 |
24 | 21 | 11 | 9 | 65 |
| 合計 | 79 | 119 | 46 | 19 | 263 |
- 各会場とも複数のキャリアコンサルタントからの報告を合算した人数です。
- 全体として高校2年生の来談が最も多く(119人、全体の約43%)、次いで高校1年生(79人)となっています。
2.業務担当CDAからの所感抜粋
(1)キャリアカウンセラーとして心掛けた対応
- 偏差値ではなく「将来どうありたいか」という本人の軸から一緒に考えた。
- 「何が好きか」「なぜ好きか」を丁寧に尋ね、価値観の言語化を助けた。
- 将来像がない相談者にも、来場した行動自体を承認し小さな一歩を提案した。
- 親子間に温度差がある場合は、保護者にも一時的にカウンセリングを行った。
(2)来談者のどんなところに配慮したか
- 学年による発達段階の違いに応じて、関わり方の深さや視点を変えた。
- 保護者同伴時は本人優先で話してもらい、保護者にも適宜確認した。
- 声が小さく言語化が苦手な生徒には、より丁寧な傾聴を心がけた。
- 情報不足の生徒には、webサイトや「jobtag」等の具体策を案内した。
(3)この経験を通じて考えたこと・自分の力になったこと
- たった10〜15分の対話でも、人の表情は変わる。「なんとなく」としか答えられなかった生徒が、「好きなこと」「なぜ好きか」を一緒にたどるうちに、自分の言葉で話し始める瞬間に何度も立ち会えた。この「気づきが生まれる一瞬」に立ち会えることこそ、キャリアカウンセラーの醍醐味だと感じている。「相談してよかった」という言葉を直接いただけることは、この仕事ならではの大きな喜びだった。
- 保護者の関わり方の多様性に触れ、本人だけでなく家族全体の主体性を引き出す視点が育った。
- 10代の率直な悩みに向き合う経験は、自分自身の傾聴・問いかけの力を磨く貴重な機会となった。
(4)今後のキャリアカウンセラーとしてのキャリアデザイン
- 目の前の一人と向き合うだけで、その人の未来が少し前向きに動き出す。そんな瞬間に関われる仕事は、そう多くはない。この実感を原動力に、今後は次のような形で関わりの幅を広げていきたい。学校現場や保護者向けの講座など、進学前の早い段階からの継続的な支援に関わりたい。
- 短時間・多人数対応の経験を重ね、限られた時間でも本質的な気づきを引き出す面談力を磨きたい。
- いずれは学校・家庭・地域をつなぐキャリア支援の担い手として、より多くの若者の一歩を後押ししたい。




