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2025年5月15日 新宿区初任者教員研修におけるファシリテーターとして、CDA8名が関わらせていただきました。

いつもお世話になっております一般社団法人次世代教育・産官学民連携機構、特定非営利活動法人企業教育研究会様からご縁をいただきまして、CDAが実践の場で活躍することができました。

新宿区内の小学校、中学校、特別支援学校の1年目の教員の皆様がグループに分かれて、「社会に開かれた教育課程の実現と外部連携の事例」というテーマで、企業と連携した授業を体験し、それについて、各グループでディスカッションを繰り返し、それぞれのグループの考え方を発表し、他社の意見や事情を考慮して結論を出すもので、白熱した展開があり、参加したCDAも大変勉強になる時間でした。

◆参加したCDAからの所感(抜粋)
◎授業内容や先生方のコメントから、こちらも学びある時間となりました。

◎企業には通常、企業理念や社として重要な譲れない軸、目指すべき姿があり、その観点を大切に、各組織の役割をまっとうしていくことが重要であること、また、それは、各学校にも当てはまり、各学校の目指したい姿を理解し、それを各学級に落とし込み、先生自身が何ができるかを考えることが重要であることをお伝えしました。

◎総じて一人で悩む環境に置かれることが多いと感じる事例が多く、また、それが個々の能力とは関係ないことで時間も労力も無駄にすることで、体力的にも精神的にも新任には負荷がかかる体制になっていると振り返り全体からは感じました。逆に着任前に抱いていた心境からは一転し、今は楽しい、働きやすいと好転事例もありました。

◎振り返り時のお声がけにより、はじめは研修の意図などをご理解しづらかった先生方も、研修の中で感じたこと、見聞きしたことを振り返り、業務へどう活かせるか事例を交えながらともに考えることで、少しずつ研修内で得た気づきや経験を持ち帰っていただけるようになりました。

◎教員の方々の研修だけあって、先生が生徒や授業への思いが自然と語られる様子に新鮮さを感じつつ、社会人経験はあまりないとのことでしたので、会社員の視点から企業の部署のことや業務についてイメージを補足できるよう、ささやかながら努めました。