CDAとしての活躍の道のり

学びのコミュニティへ参加

1.仲間で勉強会を行う

養成講座のクラスメイトや試験勉強の仲間たちと集まって、CDA・キャリアコンサルタントとしての学びを続けてみましょう。テーマはロールプレイでもいいですし、「学生支援」「ナラティブ・アプローチ」などの任意のテーマでも構いません。一緒に研鑽し、さまざまな情報を交換できるグループを保つようにしてみましょう。

2.支部会・地区会への参加

入会手続きを終えたら、支部・地区で行われるイベント・勉強会をチェックしてみましょう。支部・地区のイベント・勉強会は、お住まいの地域で活動するCDAの方たちと知り合いになれる絶好の機会です。温かいマインドを持った先輩CDAたちと、ぜひつながりを持つようにしてください。支部・地区によっては、新しくJCDAに参加した方を歓迎する「ウェルカムイベント」を行っているところもあります。積極的に活用してください。 JCDAに入会すると、JCDA本部からのメールのほか、お住まいの支部・地区からのお知らせメールが届くようになります。また、希望する方は、それ以外の支部・地区からのメールも受信できるようになります。会員マイページのメールグループから登録・修正が可能です。オンライン実施の参加可能なイベント・勉強会にもぜひ参加してください。

3.研究会・啓発交流会に参加する

関心のあるテーマを深めたい方には研究会・啓発交流会への参加もお勧めで。一覧ページで関心のあるテーマを探し、開催予定のあるイベントに参加してみましょう。

4.「金の糸」ピアトレーニング・「金の糸」ワークショップに参加する

気軽に参加できる場を探している方は、「金の糸」ピアトレーニング・「金の糸」ワークショップに参加するのも良いでしょう。人生すごろく「金の糸」はJCDAが開発したゲーム感覚で楽しめる自己探索ツールです。

まずは経験してみる

1.CDA・キャリアコンサルタントとしての経験をつくる

資格を活かして有償の仕事に就こうとする際には、CDA・キャリアコンサルタントとしての活動の経験が求められることがあります。そうした場合を見据えて、チャレンジする機会が現れた時は、有償・無償を問わず、ぜひ積極的に参加するようにしましょう。JCDAでは定期的に就職フェア・大学フェア等のボランティアでのカウンセリングブース担当者を募集しています。

2.ネットワークを活かす

なかなか経験する機会に恵まれないという方には、CDAの人的ネットワークを拡げることをお勧めします。既に広く活動されている方の経験は、大いに参考になることでしょう。人的ネットワークを拡げる方法としては「支部会・地区会への参加」「研究会・啓発交流会への参加」「「金の糸」ピアトレーニング・「金の糸」ワークショップへの参加」などが考えられます。SNSも有効に活用しましょう。

自分の強み・ありたい自分を知る

1.キャリアの棚卸をする

CDA・キャリアコンサルタントとして活躍するには、自分の強み・ありたい自分を知っておくことが大切です。その一つの方法がキャリアの棚卸。自分自身の経歴を振り返って、そこで発揮した能力や得たスキル、ものの見方などを整理しておきましょう。

2.人生すごろく「金の糸」を活用する

人生すごろく「金の糸」とは、ゲーム形式で仲間と一緒に楽しみながら、自己探索できるツールです。学生時代の経験を振り返りながら、自分自身のキャリアテーマ=「金の糸」を探索します。金の糸ピアトレーニングや金の糸ワークショップで気軽に体験できます。

3.キャリアドックを活用する

キャリアドックは、自己成長につながる専門家とのキャリアの“定期診断”。自身のこれまでの人生を振り返るとともに、自分自身のキャリア課題やありたい姿を探っていきます。

レベルアップする

1.ピアトレーニングに参加する

CDA・キャリアコンサルタントとしての基本スキルであるキャリアカウンセリングのブラッシュアップを常に心がけましょう。相談者の成長につながる適切な対応ができることは、CDAの専門性のコアになる部分です。JCDAでは、本部や支部地区が主催する「ピアトレーニング」を行っています。無料で、全国各地でこうしたトレーニングが受けられるのは、JCDA会員ならではのメリットです。

2.更新講習を受ける

国家資格キャリアコンサルタント有資格者の方は、自己研鑽の機会として更新講習を活用しましょう。JCDAでは、知識講習・技能講習を随時行っています。知識講習は会員無料です。「技能講習」には「カウンセリング」「グループ」「キャリアシート」「対象者別」の各ジャンルに複数の講座が設定されています。更新講習を受講すると、1時間につき2ポイントのCDA更新ポイントも付与されます。
参考:更新講習

3.スキルアップ研修に参加する

JCDAオリジナルの研修です。キャリアカウンセリングを深く学んでみたい方にお勧めです。

4.オンラインライブラリー

CDA・キャリアコンサルタントとして知っておきたいテーマについて、その分野の第一線の専門家が解説する映像講座です。会員は無料で視聴できます。視聴後に仲間との勉強会を実施するのも、一つの活用方法です。

5.学会や各種勉強会に参加してみる

日本キャリア・カウンセリング学会などの国内の学会、JCDAと協力関係にあるNCDA(全米キャリア開発協会)、APCDA(アジア・太平洋キャリア開発協会)の大会に参加して視野を広げるのも大いに自己研鑽に役立ちます。

情報収集する

1.JCDAジャーナルを購読する

JCDA会員向けの情報誌「JCDAジャーナル」には、キャリアに関する最先端の情報、全国各地の会員の活動、専門家執筆による誌上講座など、他ではなかなか得られないさまざまな情報が掲載されています。会員は無料で購読できます。関心のあるテーマの知見を深めたり、他のCDAの活動から今後のヒントを得てください。

2.メール登録

JCDAの会員には本部と各支部・地区から情報メールが届きます。支部・地区のメールは、入会時には所属する地域のものが届きますが、希望する方は、それ以外の支部・地区からのメールも受信できるようになります。会員マイページのメールグループから登録・修正が可能です。

チャレンジする

1.メールの活躍の場の情報を活用する

会員数2万人を超えるJCDAには、さまざまな情報が寄せられます。JCDA会員のうち、CDA有資格者(CDA会員)に対しては、さまざまな活躍の場の情報が提供されます。関心のある情報を活用してください。

2.ピアファシリテーターを目指す

キャリアカウンセリングのトレーニングの場であるピアトレーニングは、会員相互でつくる学びの場です。その当日の運営を行うのがJCDA認定のピアファシリテーター(PF)です。ピアファシリテーターは年1回オーディションが行われます。ピアトレーニングでの学びを自らもボランティアで運営してみたいという方はぜひ挑戦してください。

3.キャリアドック担当CDAを目指す

キャリアドックは、自己成長につながる専門家とのキャリアの“定期診断”。担当CDAはかかりつけの専門家として継続的に相談者とかかわります。ピアトレーニングをはじめとした研鑽を積み、審査を通過した方に担当CDAをお願いしています。

4.指導者を目指す

JCDAでは指導者を養成しています。指導者とは、CDA養成カリキュラムを担当するCDAインストラクターと、キャリアアウンセラーを指導・支援する立場になるスーパーバイザーとがあります。CDA会員を対象に、「指導者候補養成講座」など、ステップを踏んで学べるよう講座が開設されています。