こんにちは。JCDA事務局です。
本日は、今後実施予定の会員向けセミナー「ウェルビーイング経営・組織イノベーション」に向けた打ち合わせを行いました。その概要を少しだけご紹介いたします。
今回のセミナーでは、外部の専門家をお招きし、企業における「ウェルビーイング経営」の考え方と、実際の導入支援の事例を共有いただきます。
これまでの「健康経営」は、主に身体やメンタルの健康を対象にした取り組みでしたが、「ウェルビーイング経営」では、より広い視野で人と組織のあり方を見つめ直します。たとえば、心理的安全性や信頼関係、そしてキャリアの自己実現といった、数値では見えにくい「内的な資本」に注目するのが特徴です。
企業が持続的に成長していくには、働く一人ひとりが「ここで働いていてよかった」と感じられる職場環境づくりが欠かせません。そのためには、経営者だけでなく、キャリアカウンセラーや人事担当者、そして現場で働く従業員自身が、互いに対話しながら未来をつくる姿勢が必要です。
今回のセミナーでは、ウェルビーイングをテーマに、以下のような切り口で学びと対話の場を用意する予定です:
○ウェルビーイング経営とは何か、その背景と考え方
○組織で実践できる具体的な施策(キャリアカウンセリングや心理的安全性の評価など)
○実際の企業での取り組みと、その成果や課題
○キャリア支援の専門家として、どのように関われるか
セミナーはオンライン形式で行い、2部構成。第1部の講義は「耳だけ参加」もOK。また、講義後の第2部では4〜5人の小グループに分かれ、じっくりと意見交換ができるブレイクアウトセッションも予定しています。
今後は、開催日や詳細なプログラム内容を確定させ、募集開始に向けて準備を進めてまいります。キャリア支援に携わる皆さまにとっても、これからの「組織と個人の関係性」を考えるうえで、大切な視点が詰まったセミナーになるはずです。
引き続き、皆さまと共に「人と組織がともに育つ社会」の実現に向けて、歩んでまいります。
参加は、こちらからお申込みください。