いつもお世話になっております。JCDA事務局です。先日、人生すごろく『金の糸』導入編受講者を対象とした交流会を初開催しました。
当日は、すでに各領域で『金の糸』を導入・実践された方、これから実践を予定している方に加え、
講師のJCDAスーパーバイザー黒木陽子氏、堀上晶子氏、そして人生すごろくの制作・講習運営に携わったJCDA職員も参加し、それぞれの立場から意見交換を行いました。
交流会では、「やってみて見えたこと」「やろうとして見えたこと」をテーマに、実践事例や現場で感じた課題について対話を行いました。
実践者からは、「さまざまな方を対象に実施することで、自分自身にとってもよいトレーニングになった」「参加者が自分らしさを知り、明日への一歩を踏み出すきっかけになった」「自分のことを話してもよいと思える場になった」といった声が寄せられました。また、「実施後の効果測定にもつなげたい」など、実践を重ねる中だからこそ見えてきた課題や展望、また事例の共有もされました。
一方、これから実践する参加者からは、「組織に働きかけながら、できるところから始めようとしている」「準備を進める中で、自組織のキャリアに関する課題が見えてきた」といった声が聞かれました。
一人ひとりの発表後には質問やフィードバックが交わされ、実践方法やファシリテーションの工夫、時間配分など、現場で活用するための具体的な知恵が共有されました。「まずは一部から始めてみよう」「完璧を目指さなくてもよいことが分かり、実践へのハードルが下がった」といった声も聞かれ、参加者それぞれが次の一歩につながるヒントを持ち帰る機会となりました。
交流会を通して改めて感じたのは、「やってみたからこそ見えてくるもの」があるということです。実践が思うように進まなかった経験や、現場でぶつかった課題も含めて共有されることで、その経験が参加者一人ひとりの「自分ならどう働きかけるだろう」という問いにつながっていました。
また、組織で『金の糸』を活用する際に大切なのは、プログラムを実施することだけなく、その組織の風土や、そこで働く人たちのキャリア観、抱えている課題を丁寧に捉えながら、「この組織がどうなってほしいのか」「働く人にどのような変化が生まれてほしいのか」を考え、一歩ずつ働きかけていくことだと感じました。
印象的だったのは、実践者の皆さんが、成果だけでなく迷いや不安も率直に語ってくださったことです。その自己開示があったからこそ、参加者同士が安心して知恵を出し合い、互いの経験から学び合う場が生まれました。そして、組織をよりよくしたいという皆さんの思いと、その実現に向けて行動を起こそうとする姿勢から、主催者である私たちも大きな力をいただきました。
導入編は、受講して終わりではありません。実践し、その経験を共有することで、学びはさらに深まります。今回の交流会は、そのことを改めて実感する機会となりました。
今後も、参加者同士が継続的につながり、それぞれの実践を持ち寄りながら学び合える場を大切に育んでいきたいと思います。
▼人生すごろく『金の糸』導入編についてはこちら
人生すごろく『金の糸』を活用したキャリア形成支援の導入~組織内キャリア形成や、各領域におけるキャリア形成支援としての活用~
2027/02/20(土)~2027/03/20(土) (延べ2日)
10:00~18:00 (開場時間 09:45)
東京対面:JCDA大研修室
今秋より受付開始予定




