JCDA の会員は、キャリアカウンセリングを軸とした専門家や実務者、教育機関関係者、企業担当者など、多様な分野で活動するメンバーで構成されています。会員は専門スキルの向上や最新情報の共有を通じて、個人や組織の成長を支援し、NPO法人として社会貢献に取り組むコミュニティの一員として活躍しています。
JCDA の会員は、キャリアカウンセリングを軸とした専門家や実務者、教育機関関係者、企業担当者など、多様な分野で活動するメンバーで構成されています。会員は専門スキルの向上や最新情報の共有を通じて、個人や組織の成長を支援し、NPO法人として社会貢献に取り組むコミュニティの一員として活躍しています。
JCDA のキャリアドックは、人間ドックのように定期的に自身のキャリアを見直し、成長をサポートするプログラムです。オンラインにより実施し、特別にトレーニングを積んだ CDAが「かかりつけの専門家」として寄り添いながら、強みや課題、ありたい姿を明確化。20 年以上にわたる JCDA のノウハウを活用し、ライフラインチャートなどを通じて自己理解を深め、自分らしい生き方や社会とのかかわりを見直す場を提供します。働き方や人生の転機を迎える方、自分らしい未来を描きたい方に最適です。定期的なキャリア診断として、自身の経験を意味づけ、次の一歩を考える大切な機会となります。
JCDA のキャリアカウンセリングルームは、個人のキャリア形成や課題解決を支援するためのオンライン相談窓口です。専門のキャリアカウンセラーが、職業選択やキャリアチェンジ、働き方の見直しなど、多様なニーズに対応します。安心して相談できる環境で、経験豊富な担当 CDA が内省を通じて自己概念を成長させ、相談者自身が新たな一歩を踏み出せるようサポートします。
JCDA では企業・団体向けに、オーダーメイドでさまざまなプログラムを提供しています。
セルフ・キャリアドックは、厚生労働省が推進する、職場における体系的なキャリア支援制度です。企業内で定期的にキャリアコンサルティングやキャリア研修を実施することで、従業員が自身のキャリアについて主体的に考え、将来に向けての方向性を明確にしながらスキルアップを図ることを目的としています。個人の成長を促すと同時に、働きがいやエンゲージメントの向上にもつながる点が特徴です。
同制度の導入により、企業は人材の確保・活用だけでなく、従業員個々の能力や志向を把握し、個別性に応じた育成や配置を行いやすくなります。その結果、離職防止や職場定着の向上、さらには組織の生産性や競争力の強化にも寄与することが期待されます。また従業員にとっても、自身のキャリアを振り返り、将来像を描く時間を確保する機会となり、自律的なキャリア形成に向けた意識づけが可能となります。
持続可能な人材育成の実現に向けて、多くの企業に導入・定着が求められる制度となっています。
キャリアカウンセリングは、従業員が内省を通じて自己理解を深め、自己概念を成長させながら、仕事やキャリアに主体的に取り組むことを支援します。専門のキャリアカウンセラーが個別相談を通じて、個人の成長と企業の発展、そしてより良い職場環境の実現をサポートします。
キャリア研修・ワークショップは、グループワークや対話を通じて、参加者が自ら考え、語る中で内省を深め、主体性や当事者意識を醸成する場です。一方的に知識やスキルを学ぶだけでなく、相互交流を通じて自己理解や新たな気づきを得ることを重視しています。このプロセスを通じて、個人の成長だけでなく、職場における協働や組織の活性化にもつながります。
JCDA では、社内にキャリア支援者を配置している組織に対し、スーパービジョンや研修を通じた支援を行っています。これにより、カウンセラーが専門性を高めるとともに、倫理的な側面を向上させ、質の高いキャリア支援を提供できるようサポートします。組織全体の人材育成や職場環境の向上にも寄与します。
CDA… STUDENT は、大学生が自らのキャリアを主体的に考え、キャリア教育の学習過程を経たことを証明する資格です。この資格では、学生が自己理解を深め、「ありたい自分」のエネルギーを原動力に、「内的キャリア=その人なりの主観的な意味」を自覚し、それを感じながら「外的キャリア=社会での役割や実績」を創り出すプロセスを支援します。資格取得者には、学びと成果を可視化するオープンバッジ(電子証明書)が発行され、就職活動やキャリア形成に活用可能です。CDA… STUDENT は、学生が主体性をもって未来を切り拓くための第一歩を後押しする制度です。
「共に生きる…~私の世界、世界の私について~」は、4日間にわたるワークショップ形式のプログラムです。参加者は、これまでの経験を振り返り、ライフラインチャートなどを活用して経験代謝を促し、自分の価値観や「ありたい自分」を深く見つめ直します。また、環境や他者とのつながりを意識しながら、未来を創る主体としての意識を高めることをめざします。
プログラムでは、グループによる創造的なワークを通じ、多様なバックグラウンドを持つ参加者同士が対話を重ねます。その中で視点や価値観を共有し、新たな気づきや可能性を発見。他者とのつながりを深め、共感や協働の力を育むことで、自分自身の成長と社会への関与を再考する機会を提供します。
このワークショップは、未来を創るチェンジエージェントとしての意識を醸成し、参加者が自らの役割を再発見することで、多様性を尊重し、つながりの中で共に生きる社会の実現に向けた一歩を踏み出す場となります。
「人生すごろく『金の糸』~ golden…thread ~」は、小学校時代からの経験をグループで楽しく語り合いながら、「自分らしさ」や仲間の「その人らしさ」を共に考えることができる、すごろくゲーム形式の体験型ツールです。京都産業大学の学生たちが、自分の進路や自分らしさに悩む中で、「楽しく自己を見つめ直せる方法」を模索し原案を考案。それを JCDA が受け継ぎ、「金の糸」という名前で実現しました。「金の糸」とは、自分の中にある「心の命」であり、「ありたい自分」をつなぐ大切なエネルギーを指します。過去の経験を語り合い、それを金の糸でつなぐプロセスを通じて、自分の価値観や未来への希望を再発見。語ることで自分の記憶や感情を呼び起こし、それを他者と共有する中で「つながり」や「自分らしさの発見」、そして「他者との違い」を深く実感することができます。
「人生すごろく『金の糸』」は、学校、企業、地域コミュニティなど、幅広い場面で活用されており、人生の意味や価値を振り返り、未来を創造するエネルギーを得る体験ツールとして高い評価を受けています。JCDAでは「無料体験ワークショップ」を開催し、「金の糸アワード」で優れた活用事例を表彰するなど、多くの人がこのツールを通じて新たな発見を得られる機会を提供しています。
JCDA は、国家資格キャリアコンサルタントの登録試験機関として、厚生労働省の認可を受け、キャリア支援の専門家を輩出しています。
JCDA は、CDA やキャリアコンサルタントの指導者を育成し、専門性と倫理を兼ね備えた支援者を多様な領域で増やすことで、キャリア支援の質を高めています。
JCDA の「プレミアムセミナー」は、自己概念の成長を促し、「ありたい自分」を見つめ直すかけがえのない機会を提供する特別なプログラムです。4日間の集合研修では、金の糸ワークやライフチャート記入、グループでの経験の語り合い、個別キャリアカウンセリングを通じて、これまでの人生の道のりを深く味わい、仲間の人生から新たな気づきを得ます。さらに、半年間にわたり日常の経験を振り返り、成長の方向性を明確化します。このセミナーは、指導者をめざす方にとっても重要な学びの場です。自概念の成長を自ら体験し、それを相談者や支援者に伝える力を養うことで、当事者意識を共有しながら、キャリア支援を通じた社会成熟の実現に貢献します。
JCDA 会員は、全国9支部・33 地区のネットワークを通じ、仲間と学び合いながら、キャリアカウンセリングで社会貢献をめざし、ボランティアで企画・運営を行っています。
全国に広がる会員のつながりを活かして、キャリア支援の情報交換や能力向上、相互研鑽、親睦活動などを積極的に推進するために設置されています。
支部会・地区会では、ウェルカムトレーニングや研鑽のためのピアトレーニング、専門講師による勉強会、地域イベントの開催などを通じてCDA の活動を推進しています。